独インフィニオンテクノロジーズは、MasterCard Worldwideが開発した世界最大規模の非接触型決済プログラムに、非接触型ICチップの供給を開始したと発表しました。インフィニオンは、台湾、マレーシア、オーストラリア、米国など世界13カ国に展開されている多くのMasterCard PayPassプログラムに、高セキュリティの非接触型スマートカードマイクロコントローラを供給しています。将来のデビットカードやクレジットカードには、非接触型インターフェイスや最先端の暗号化機能を備えたチップが搭載され、現金や磁気ストライプカード、従来型のチップ内蔵カードに比べ利便性の高い決済機能が実現するよう設計されています。
現在、世界で流通しているデビットカードやクレジットカードなどの決済用カードは20億枚を超えます。2006年には全世界でチップ内蔵の決済用カードが推定4億枚以上発行されており、そのうちMasterCardとVisaの決済プログラムによる非接触型チップカードだけで1,700万枚を数えます。市場調査会社Frost & Sullivanによれば、一般の非接触型決済用スマートカードの市場は、今後5年で年平均63%の伸びを示すと予想されています。
インフィニオンのヘルムート・ガッセル(チップカード&セキュリティIC事業ユニット バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャ)は次のように述べています。「主要な非接触型決済システムの多くでパートナーに選定されたということは、インフィニオンが最高品質の半導体製品の提供と、新しい決済アプリケーション導入の支援、そして次世代の非接触型決済スキームの推進に全力で取り組んでいることを示しています。セキュリティと非接触技術の専門知識を合わせ持つインフィニオンは、決済の分野だけでなく、米国やその他各国の電子パスポート、韓国の「T-Money」などの公共交通のプロジェクトなど、大規模非接触型アプリケーション市場においても、大手サプライヤとしての地位を得ています。」
セキュアなチップカードIC市場のリーダー
インフィニオンはカードアプリケーション用のICチップ市場において8年連続でトップの座を確保してきました。同社は、個人や商品の識別、決済、交通機関、エンターテイメント、移動体通信、プリペイド電話などに用いるスマートカード用ICチップの開発、製造、販売を行っています。市場調査会社Frost & Sullivanによれば、2005年における市場全体の出荷数量10億8,000万個のうち、インフィニオンのチップが31%を占めています。売上高では、19億ドル規模の市場で29%のシェアを獲得しています。
インフィニオンのスマートカードアプリケーション向けICチップの詳細については、下記サイトをご参照ください。 www.infineon.com/security
このリリースは、独インフィニオンテクノロジーズ社が2月9日付けで発表した資料の日本語訳です。原文(英語版、ドイツ語版)は、インフィニオンのドイツ本社のホームページに掲載されています。
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